名倉F●ckers ~幽体離脱夢精奇譚~

★☆★ 幽体離脱や明晰夢で欲望叶えようぜ ★☆★ 体外離脱(幽体離脱)法、夢見法、イメージトレーニング、離脱日記、夢日記、名倉(離脱後の世界)の探究、双子(体外離脱誘導サウンド)等の離脱補助アイテムの開発

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前編の続き

↑見てない人はとある理由により
軽く目を通しておいた方がいいかも

懲りない俺は、モニタ上にあるアイコンをまたダブルクリック
と、ここでふと思い立ってイヤホンをすぐに外してみた
一瞬双子音が聞こえたが、園内にはワープしなかった

しかし、起きたまま変性意識状態になっているのを感じた
イヤホンからは双子音が音量・高さ等が変わりながら流れている

モニタ上にはヘッドホンを付けた脳味噌のような図が描かれていた
試しに右耳だけ聞いてみた
その瞬間、モニタ上の左脳が光りだした
と同時にイヤホンの右の音が小さくなり左の音が大きくなった

どうも右左脳の状態を監視しつつ
左右の音を調整して催眠状態に誘っているようだ

それを確認した後に両耳で聞いた
5秒と経たずに園内へワープした

ここが名倉のような仮想空間なら…
と思って魔法や必殺技を繰り出そうとした
だが、出ない
ここまでは俺の名倉では当たり前のことである

そこで今度は通行人に無差別に邪眼
しかし、得意の邪眼さえも一切発動しなかった

すると脳内アナウンスが

「当テーマパークの脅威となり得る能力は
 制限させていただいております
 ご了承ください」

なーんだつまんねーの

「やあ、また会ったね、何してるの?」

2回目に会った女が後ろから話しかけてきた

俺「いや、まあ、仮想空間らしいから
 何か凄いこと出来るのかなと思って
 それより今日も一緒に遊ぼうよ」

女「うん、いいよ。じゃあ、何乗ろっか
 とりあえずあっちに行ってみない?」

と少し歩いた

女「あっ、こんにちは」

そこには1回目にあった男がいた

男「おっ、こんにちは。デートとはうらやましいな」

俺「こんにちは~、二人も知り合いなん?」

女「うちら常連だから~」

男「こっちはもう帰るところなんだけど
 あっ、この前貸したお金、お願いできないかな?」

俺「あー、この前はありがと、ちょっと待ってて」

俺はおもむろに財布からお金を出そうとした

男「いや、ここは仮想空間だから客同士が
 直接お金のやり取りをしても意味無いんだ」

俺「ああ、そうなのか。じゃあどうすれば?」

女「窓口を介せばやり取りできるよ」

俺「そうなのか、どうやんの?」

男「俺が君宛に振り込み依頼をするようにしておくよ
 窓口に行けば、払えるから
 あっ、もう行かなきゃ。それじゃばいばい」

そう言って男は足早に帰っていった

女「お金借りたの?」

俺「うん、何も分からずに初めて来たときに持ち合わせが無くて」

女「あー、そういう事ってあるよね
 自動引き落としにすると楽だよ
 自動引き落としに必要な手続きも勝手にやってくれるし」

俺「そうなのか」

女「それより、忘れる前に払っておいた方がいいんじゃない」

俺「そうだな」

女「じゃあ、私はここで待ってるから、払ってきてよ
 首を長くして待ってるけど、出来たら早くお願いね~」

俺「任せろ、高速で逝ってくる」

さっそく窓口へ

俺「えっと、料金の支払い方法って、口座引き落としって出来ます」

窓口のおばちゃん「はい、出来ますよ。口座引き落としにするんですね」

俺「ええ、お願いします」

おばちゃん「では手続きを行います
 …行いました」

俺「はやっ」

おばちゃん「あら、お客様宛にタケシ様から振込み依頼が来ておりますが…

俺「ああそれ、俺の知り合い」

おばちゃん「…こちらが明細になります」

俺「それ、払っといてくれ」

おばちゃん「引き落としでよろしいですね?」

俺「うん、お願い」

おばちゃん「かしこまりました」

そして端末に何やら打ち込むおばちゃん

何やらおばちゃんの顔が怪訝そうな顔つきに…

おばちゃん「ちょっとあなた、あなたまだ若いようだけど…
 お節介かもしれないけど、7万も振り込んでるけど、いいの?」

俺「え、7万?何かの間違いじゃなくて?」

おばちゃん「ちょっと!もしかして初心者を狙った詐欺じゃないの?
 最近多いらしいのよ?」

俺「え?ええ?」

おばちゃん「やだ、もう手続きしちゃったわよ」

騙されたっ!くそっ!!!

おばちゃん「もうっ!早く警察に電話してきなさい」

と言われた瞬間にベッドに戻った

枕元の携帯電話を手にして、パカっと開いたところで
我に返った

脳味噌が理解するのにやや時間がかかったが
モニタのアイコンは消えており
今いるところは紛れも無い現実だった
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コメント
この記事へのコメント
これがホントのナグラロク・・・
男と女ってグルだったのか?
2007/07/26(木) 22:28:42 | URL | 名無しのリダンツァ #-[ 編集]
ああ、それで俺の口座に変な入金があったのか。
ラッキー。
2007/07/26(木) 22:39:16 | URL | 小野妹子555.//CTxo #-[ 編集]
コレが最近流行りのサギか。妹子みたいに裏声で不気味に笑えば良かったのにね
2007/07/26(木) 23:57:31 | URL | 名無しのリダンツァ #-[ 編集]
登場人物はNPCだよな?
他のリダンツァーではないにしても名倉住人とかじゃないよな。
2007/07/27(金) 11:58:48 | URL | 名無しのリダンツァ #-[ 編集]
もしかして、騙されやすい性格ですか?
ガイドが教訓として演じてくれたのかもw
2007/07/27(金) 19:29:57 | URL | 名無しのリダンツァ #-[ 編集]
振り込んでから聞くなよおばちゃん…意味ねーだろw
2007/07/27(金) 22:47:48 | URL | 名無しのリダンツァ #-[ 編集]
いや、別に自分が騙されやすいとはあまり思わないんだが
こんな怪しげなものを自動引き落としとかあり得んし
不思議なのは、寝る前から離脱までの記憶を持ったままなのに最後まで現実と勘違いしてた事だ
何か常識だけ抜け落ちていた様な感じ
2007/07/28(土) 09:14:49 | URL | 双子finder #-[ 編集]
なるほろ
名倉に行くと覚醒度に関係なく精神に変調をきたすとこあるよな。
2007/07/28(土) 13:32:37 | URL | 名無しのリダンツァ #-[ 編集]
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